これまでに思い出に残っている国賓といえば、フランスのシラク大統領です。
お越しになったとき、自家製の梅酒を大変気に入っていただきました。「ぜひフランスに持ち帰りたい」とおっしゃったので、あわてて空いた瓶を用意し、中に入れてお持ち帰りいただきました。
「京大和」はこれまで、海外から500人を超える賓客や公賓の方々に御利用いただいております。外国の賓客の方のメニューには「お造り」を入れずに、天ぷらやお肉を入れるよう依頼されることもよくございます。寿司が好きな方もいらっしゃいますので、前菜として季節の飾り寿司を入れることもあります。
究極の“ホスピタリティ”には“裏切り”が必要だと常々考えております。予想可能な最上位のサービスは、当然ご提供しなくてはなりませんが、それだけでは料亭としてのサービスとしては物足りないと思っています。お客様の期待を良い意味で裏切るほど素晴らしいサービスをしなければならないとスタッフには教育をしております。例えば、会議や接待のテーマや目的を事前にお教えいただければ、そのテーマにあわせた器や掛軸をセッティングさせていただいておりますし、VIPのお客様をご招待なさる方のために京都駅の新幹線のホームまでVIPを私どもでお迎えに伺い、エスコートをさせていたくなどにも対応させていただいております。(女将:阪口恵子)
外資系衣料ブランド、外資系装飾品ブランドなどの商品展示会、一部上場企業様の株主総会、ベンチャー企業様同士による異業種交流会、大手保険会社様の表彰式などにもご利用いただいております。
もともと料亭は、大切な仕事上のお客様をお呼びして会議を行い、お食事をしていただき、芸妓や舞妓による唄や踊り、三味線などの芸で宴席に興を添えて接待することによって、より一層のコミュニケーションを深める場所でございました。そのためのお客様をお迎えするシーン、会議をするシーン、お食事をしていただくシーン、お酒をお召し上がりになりお楽しみいただくシーン、それぞれ最高のシーンを演出するための舞台装置をご用意しております。
展示会とお食事をセットにした、「お客様へのご愛顧感謝の催し」。別館にて、呉服や宝飾品の展示会の後、お庭を散策しながら本館に移動していただき、常連のお客様へのご接待として、懐石料理を楽しんでいただく。京都東山という場所がら、お客様にも、展示会だけでなく、小旅行のような気分を味わっていただけると好評。